製品紹介

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不定形耐火物

不定形耐火物とは、粉末状の耐火物のことです。
電気炉や取鍋の鉄皮の内側に組み上げられた定形耐火物は、使用するうちに耐火物とはいえ高熱の溶鋼に溶けていきます。
このように耐火物の残存が薄くなった部分に、操業途中に電気炉自動吹付補修機という設備で耐火物を吹き付けて補修する役目が不定形耐火物の役割のひとつです。

また、タンディッシュには、定形耐火物を敷き詰めるよりも不定形耐火物を流し込んで定形耐火物を同じ役割を担わせるものが増えてきています。これは、簡単に施工できるためです。
さらに、定形耐火物では施工できない複雑な形状の部位も、流し込みで施工ができる不定形耐火物が使われています。
合同セラミックスでは、以下のような材質のものを取り扱っております。

不定形耐火物の製造工程はこちら

  • キャスタブル耐火物

    キャスタブル耐火物

    タンディッシュ用コーティング材など吹付け、流し込み、
    こて塗りなど施工方法にあわせ、緻密性、断熱性、耐酸性など
    各種要求事項に合わせた製品が数多くあります。

  • 吹付材

    吹付材

    吹付材は、合同製鐵が開発した電気炉自動吹付補修機用に開発され、
    大量の施工が短時間に行え、緊急時の熱間補修にも最適です。

  • プレキャスト

    プレキャスト

    ブロック煉瓦やスラグストッパーなどキャスタブルの所定の形状に
    最適条件で流し込み成形した製品です。
    現場での流し込み施工が困難な場合や、施工工期を短縮したい場合に最適です。

  • プラスチック

    プラスチック

    プラスチック耐火物は、耐火原料と可塑性のある良質な粘土からなり、
    打ち込み施工により継ぎ目なしの一体構造を作ることができます。

  • モルタル

    モルタル

    パッチング材ともいい、煉瓦の目地材として使用されるモルタルは、
    煉瓦材質に合わせて多様な品質を用意しています。